スパイスラック改(その1)

  • 2020.02.02
  • DIY
スパイスラック改(その1)

数年前に作成したキッチンのスパイスラック。

見た目は、それなりに満足したものになっているものの重大な欠点がありました。
日常で使う分には全く問題ないのですが、この問題に気付いたのはその年の大掃除の時、換気扇フィルターを掃除しようと思い、換気扇カバーを外そうとすると「スパイスラックのレール(お玉とか引っ掛ける部分)に干渉して開かない」ということが発覚。

とはいえ、大掃除以外の時に換気扇カバーを外そうなんて思わないので「まぁ、いいか?」と放置をすること数年。
調理器具が数年の間に少しずつ増えてきたので、レール部分を増設する必要性に迫られていた我が家のスパイスラック。

それならば…っと、スパイスラックを新たに作り直すための図面を考え、 “いざ、ホームセンターへ”っと思った時に、出来上がった図面を何となく見直すと「今あるヤツと大差ないような???」と今更ながら思えてきたので、少し考えなおすことに。

冷静になって考え直したのが「新たな部品を増設して、スパイスラックを改良しよう」という考え。
過去の端材や解体してできた木材で足りそうなので、残りの金具関係だけを購入すればできそうな感じ。

結局、ホームセンターで購入したのが、ジョイントボルト、ジョイントナット、L字金具、パイプ、袋ナットなど。

本当は“パイプの横受で首が短い(というか無い)もの”を買う予定でしたが、近所のあるのは“田舎のホームセンター”だからか?そもそも“欲しいものがマニアックすぎる”のか?どちらかは不明ですが、どちらにしても「商品がない」。

「商品がないなら、作ればいい」という考えで、代用できそうなものを物色しているときに見つけたのが「袋ナット」。
横受けみたいな形状のものを作ればいいのだから“袋ナットを板に接着できれば同じようなものになるのでは?”と思い、試しに購入。

理想を言えば「黒か金色の金具」が欲しかったのですが、そんなものを売ってる店を知らない私。かといって調理器具まわりで使うものなので安易な塗料(毒素のありそうなものなど)のは絶対にイヤ。…おとなしくシルバー?ステンレス?色使います。

ちなみに袋ナットと板金の接着には、接着剤を使っております。
(溶接技術あれば溶接したいのですが、そんな技術も道具もない私。)

接着剤を何にするのかに悩みましたが、無難なところで「セメダイン 金属用高強度 接着剤 メタルロック」を使用。
2種の薬剤を混ぜてから硬化するのに1時間ほど必要なため、その間に木材の加工をしたりしている間にカチコチになり、部品が完成。

初めて作った部品なので耐久性などについては未知数ではありますが、外観はそれなりの仕上がり。

木材の方は丸鋸使って必要な長さにカットし、トリマーで少々飾り加工を行って見た目の誤魔化しをしていますが、過去の解体した材料のため、変なところにビス穴が開いたりしていますが、穴埋めするのも面倒なのでこのままで放置し、ワトコオイルで塗装。
ワトコオイルが乾燥するのを待つため、今日のところはここまで。