長い間、ずっと作ろうと思うも…新築当時は“自分で家具を作る”という発想自体がなかったので深く考えずにネット通販で買ったチェスト。
値段の割にしっかりしていたので、お買い得だったと今でも思っていますが…自分である程度のものを作れるようになってからは少々後悔する面も。
色のせいなのか?本当にデカいからか?圧迫感がある割には収納力が微妙な上、我が家の娘(柴犬)が子犬のころにガジガジしたため、ところどころがボロボロ。
それを改善すべく、自分が欲しいものを作ろうと思うも“このチェストの置き場がない”かといって”捨てるのは忍びない”…そんな堂々巡りで数年経ちましたが、ついに計画を実行。
最近「このチェストの横幅が半分くらいになったら、あらたな使い道ができて(粗大ごみにもならず)丁度いいのでは???」と思うようになったので、Google先生に家具のリメイク方法(リサイズなど)を聞いてみると、何となくできそうな情報を発見したので試してみました。
最初は脚を外すところからスタート。引き出しをすべて取り外して上下逆さまに回転し、脚を外す。(そういえば購入時に脚を付けた記憶が…)
続いて、外へチェストを運びだして構造の確認。ネットで見つけた情報の家具と似たような作りをしているようなので作業ができそうだと判断するも、天板がなかなか外れず。仕方がないので天板つけたままで底板部分から丸鋸で半分にカット。
完全な中間地点で半分にできるのであれば1台のチェストが2台になるのでしょうが、そんなカットは工場とかの切断機でないと不可のため中央から少し左(後で移植する左側面の板を足した分)をカットし、余計なパーツも撤去。ダボで結合されていて接着剤は使用されていない作りで分解もしやすかったです。同じように移植する左の側面もこのダボを利用して結合すればよいのでしょうが(元)中央の側面とでは微妙にダボの位置がズレているらしく移植できず。
このチェストをまた分解してリメイクすることもないのでダボによる結合は諦めて接着剤で圧着。
ここまでできればゴールは見えてきたようなもので、チェストの脚を取り付けるためのダボ穴を元の板を参考にマーキングして作成。早速、脚を取り付けてみると特に問題なし。接着剤が安定するまでクランプを使って半日ほど放置をしてから、キレイな引き出しを戻して完成。
これを見て「少しは嫁様、驚くか?」と観察していましたが特に興味はない様子(悲)。
とりあえず第一段階のチェストのリメイクは完成したので、今度は収納棚を作らないと。
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