シエンタの純正アームレストを違うものに(2/3)

  • 2021.05.30
  • DIY
シエンタの純正アームレストを違うものに(2/3)

クリーニングも無事完了したので、あとは取り付けようかという時点で気づいた点が一つ…「オークションでアームレストを探していた時に、見かけた他のモノと比べて部品が少し足らないような?」

気になったので調べてみるとボルトについている樹脂系っぽいワッシャー?みたいなものが無い。
オークションでも付いているものと付いてないものがあるため必須ではなさそうだけど気になる。

調べても足りないものが何なのかが分からなかったので“多分、シートとアームレストの金属部分が直接こすれないようにするためのものだろう”と勝手な解釈で、とりあえず100均のPP板で似たようなものを作ることに。

“作る”といってもコンパスカッター使ってPP板を2枚分くりぬいて、ボルト穴を開けて、バリをライターでアブって丸めたら完成。

ここまでやってしまうと「やっぱりベージュだと色的に浮いてイヤだ」と思い、考えたのが「染めてみる」ということ。裁縫系統には明るくないので“カバーが(材質的に)何でできているか?”が分からないけどやってみたい。

材質不明のまま調べてみて染料を探して辿り着いたのが「ダイロン マルチ エボニーブラック」という商品。
「シートベルトをこれで染めた」という情報をネットで見つけたので試してみることに。…問題は80度の熱湯を使うらしく、プラスチック製の小物入れ部分のフタなどの変形が心配なこと。樹脂部分と布が外せれば好いのですが接着されているようで外せず(悲)。

「失敗(変形)したら、してから考えたらいいか?」と開き直って「ダイロン マルチ エボニーブラック」での染色に人生初挑戦。

準備といっても、お湯(染料を溶かす分、塩湯を作る分)と液体を入れる容器、ボール、泡だて器、耐熱性ゴム手袋を用意するくらい。なので比較的簡単に挑戦できる今回の染色。色粉をお湯で溶かしたものと説明書にあった濃度の塩湯を合わせて液体が完成

温度が“命”のような感じだったので急いでアームレストのカバーやら小物入れ部分やらを漬け込んで…ひたすら揉み洗い。耐熱用ゴム手袋とはいえ熱湯の中に手を入れるのだからそれなりに熱いです。

揉みこんだのでしばらく放置…どうでもいいけど液体が「純粋な黒」というより「なすびみたいな黒」。「これって紫になるんじゃね?」っと心配になるも「それはそれでいいか?」と思う私。

時間になったので水洗いをしてみると…そこには「黒」でも「なすび」でもない「ネズミ男の服」のような色をした物体が登場。しかもプラスチックに至っては全く変化なし。

カバーについても思ったほど染まらなかったので説明書にあった”ポリエステル、アクリル、撥水加工などの加工のある繊維”に該当していたんだろうと思い諦めました(悲)。とりあえず色止め作業を行って影干しをして今日は終了。